【2023年】せどりはどこで売るのがいい? 初心者におすすめの出品先4選+慣れてきた場合の出品先を網羅的に紹介!

副業

 せどりを始めようとしたはいいものの、「どこで売ればいいかわからない」、「いくつか販売先はあるけれどどれを選べばいいの?」といった疑問はありませんでしょうか。
 本記事では、初心者にお勧めの販売先と、少し軌道が乗ってきた後の販売先の広げ方について解説します。本記事を閲覧すれば、販売先に悩むことなくせどりを始められるようになるよう作成したので、販売先についてお悩みの方は是非とも一読していってください!

初心者におすすめの販売先

Amazon

 ショッピングモールで王道のAmazonは、せどりの販売先としてもかなり有用でおすすめです。Amazonがおすすめなのは、なんといっても売りやすいという点です。お客さんが多いのはもちろんですが、システム的な面でかなり販売がしやすいです。
 といいますのも、Amazonは他のショッピングモールとは異なり、「各々のお店が独自の商品ページを作成して掲載する」という形態ではなく、「誰かが商品ページを作成し、そこに販売しているお店がエントリーする」という形態です。これにより、自分で商品ページを作成する必要がなく、すでに売れている商品ページにエントリーすることで、簡単に出品が可能です。また、自分で商品ページを検索上位に持っていくという操作が不要になりです。これは、自分で作った商品ページからよく売れるようになっても自分以外のお店から購入されて自分のお店には注文が入らなくなる、というデメリットもありますが、初心者はここから始めるといいスタートを切ることができます。
 また、売れ行きを予測するためのツールが充実しており、その商品ページからどれくらいの価格でどれくらいのペースで売れるのかがわかりやすく、売れそうな商品だけを仕入れることにより赤字の可能性を減らせる、というのも大きなメリットです。
 上記の2点の要因があり、初心者はかなり使いやすい販売先と言えるでしょう。

 ただ、デメリットとして、他の販売先よりも規制が厳しいという点があります。出品規制や真贋調査など、プラットフォームやメーカーの意向に対応していく必要があります。

メルカリ

 メルカリもまた、メジャーなせどりの販売先です。よいところは、なんといってもその手軽さです。簡単にアカウント登録して販売できますので、かなり参入のハードルがかなり低く取っつきやすい販売先です。利用者もかなり多いプラットフォームですので、売れ行きもいいです。
 また、他のショッピングモールは売れている商品が検索上位に出てくる仕組みなので、「売れている商品はさらに売れて売れない商品はさらに売れなくなる」という形態である一方、メルカリは出品順に商品が並ぶため、自分の写真の取り方や商品説明の書き方によって売れ行きがよくなる、というのもやりがいがあって面白い点です。また、フォローという機能があり、お客さんにフォローしてもらえれば、自分が出品したらフォロワーさんたちに通知が行くようになります。フォロワーがつけば、Amazonでは売れにくい商品でも、自分が出品したら注目してもらえる、というようなAmazonにないメリットもあります。
 売れやすい商品写真の取り方や商品説明の書き方は、様々な局面で有用なスキルになるので、気軽に行えるセールスの練習にもなります。

 デメリットとしては、コメントへの返信や購入後のやり取りがで手間が多いという点があります。Amazonに匹敵するほどせどりの販売先としては優秀ですが、手間は少し多めです。メルカリは値下げ交渉なども多く、(コメントをくれることはありがたいことではあるのですが、)一つ一つ返信していかなくてはなりません。
 メルカリというと気軽に使える販売先というイメージがありますが、実際に使って安定的に売り上げを立てていこうとなると結構奥が深いです。

ラクマ (フリル)

 ラクマは、メルカリと似たようなフリマサイトです。お客さんの数はメルカリよりかは少ないですが、販売手数料がメルカリよりも安く、利益が出しやすいです。
 ただ、やはりお客さんが比較的少なめということもあり、ラクマだけでまとまった売上を立てようとなると一苦労なので、他の販売先との併用が望ましいでしょう。

ヤフオク

 ヤフオクは、上記のAmazonやメルカリほどメジャーなプラットフォームではありませんが、商材によってはそれらを上回るレベルの販売先になります。
 ヤフオクはコレクターさんが活用することが多く、いくらかマニアックでコアな商品を扱う場合は最適な販売先です。
 こういった商材を扱う場合にはかなりおすすめな販売先です。

ebay

 ebayは、主に海外に向けて日本製品を販売する、といった場合に使うとよいプラットフォームです。日本製品はその品質から海外でも人気があり、また、日本独自の文化的な商品もよく売れます。このような輸出に適した商材を扱っている場合は是非とも使っていただきたいモールです。

余裕ができたら使うといい販売先

Yahoo! ショッピング

 Yahoo! ショッピングは、Yahooが運営している、日本で有名なECサイトの一つです。Amazonや楽天と比べると売れ行きは一段落ちますが、それでも強力な販売先です。
 Yahoo! ショッピングの良いところは、月額の固定費がかからず、販売手数料も安いというところです。また、Yahoo! ショッピングに登録することで活用できるロジスティクスサービスは他のモールのそれと比較してかなり安い手数料に設定されており、他の販路での発送にも活用できます。
 月額固定費がかからないので利用して損することはないので、お勧めの販路です。

Qoo10

 Qoo10は、特に若い女性や主婦に人気なショッピングモールで、コスメ系などがよく売れます。そういった商材を扱っているのでしたら、ぜひ活用してみてください。
 Qoo10もYahoo! ショッピング同様月額固定費のかからないプラットフォームなので、とりあえず登録しておく、というスタンスで問題ありません。

規模が大きくなったら考慮できる販売先

楽天市場

 楽天市場は日本で最もメジャーはECショッピングモールの一つで、よく売れるプラットフォームです。なので「楽天市場でも販売したい!」と思う方も多いと思いますが、楽天市場には注意が必要です。
 楽天市場の注意点はコストの高さです。固定の月額手数料も数万円かかり、かつ販売手数料も高めです。また、商品をたくさん売れるようにするためには商品ページを作りこんだうえで広告やセール施策を打たなければならず、その費用もかかります。
 なので楽天市場はコスト面でもスキル面でも要求レベルが高く、初心者が手を出すのには向きません。しかしうまく活用できれば強力な販路になるため、ある程度慣れてきたら検討してみることをお勧めします。

販路の選び方

 初心者にお勧めの販路は、以下のようなイメージです。

  • コレクター商品を扱っているなら → ヤフオク
  • 外国人が好きそうな日本製品を扱っているなら → ebay
  • それ以外なら → メルカリ or Amazon (+ 余裕があればラクマ)

 メルカリ or Amazon は特に好みがないならばAmazonの方をお勧めします。といいますのも、ツールが充実しているため仕入れ失敗確率がAmazonの方が小さく、出品や発送の手間もAmazonの方が楽なので、取り組みやすいです。もっとも、メルカリはメルカリで、スキルがついたり自分のファンをつけられたりなどいいところがありますので、捨てがたいところではあります。これらに関しては、「どちらもやる」というのが一番です。

 何か特定のジャンルに関してもともと好きで知識があり、そのジャンルがヤフオクやebayで受けそうなら、ヤフオク or ebayに取り組んでください。
 特にそういった知識がなければ、メルカリ or Amazonをおすすめします。

複数の販売先を使うときの注意点

 基本的に出品先は多ければ多いほどいいです。販売数も多くなりますし、どれか一つのアカウントに問題が発生した場合のリスクヘッジにもなります。しかしながらいくつかの注意点がありますので、下記の点に気を付けてください。

在庫管理が大変になる

 同じ商品を複数の販売先で扱うには、各販路からの注文を統合して全体の在庫数をリアルタイムで管理する必要があります。それができなければ、在庫がなくなったのに注文が入ってしまうということになり、お客さんへの謝罪と(プラットフォームによっては)ペナルティを受けることになります。
 これは人力で行うのは現実的ではなく、何らかのツールを使って管理する必要があります。よく使われるツールは後の章でいくつか紹介します。

配送手数料がかさむ

 基本的にどこかのショッピングモールのロジスティクス(倉庫)を使うことが多いかと思います。その場合、そのショッピングモールから売れた場合の配送手数料は安いのですが、他のショッピングモールからの注文の場合は手数料が高くなります。そのため、こっちのショッピングモールで売れたら利益が出るけど、こちらのモールから売れたら利益が出ない、ということが起こりえます。
 それを避けるために、どこか特定のショッピングモールのロジスティクスを使わずに、別の倉庫業者に依頼するという選択肢がありますが、やはりモールの所有しているロジスティクスを使った方が手数料が安くなります。
これに関してはエレガントな解決策はなく、モールごとに在庫を分けるか、各々の商品を利益が出る販売先だけで在庫共有して販売するということになります。

複数の販売先を管理するツール

 本章で紹介するツールは、在庫共有を行うためのツールです。どこかの倉庫に在庫をまとめておき、複数の倉庫から注文が入ったらその在庫数から差し引き、各ショッピングモールに現在庫数を反映させる、という操作を自動でリアルタイムで行ってくれます。また、発送の手続きも自動で行ってくれるので、特に自分て手配などもする必要はありません。
 上記の作業を自力でやるのは現実的ではないので、在庫共有をする場合はほとんど必須になります。

シッピーノ + Next Engine

 Next Engine + シッピーノは、最も普及している在庫管理ツールです。設定や操作がシンプルで扱いやすく、導入や運用が容易です。価格面での問題がなければこのツールをお勧めします。

すごい! ネットショップ管理

 こちらも有名な、複数ECサイトの在庫共有に対応できるツールです。月額固定の費用が安く、それにプラスして商品数や受注件数によって細かい従量課金がかかるという形態で、低コストで運用できます。シッピーノ + Next Engineだと少し高いな、と思った際に検討してみてください!

Temposter

 Temposterも複数ECサイトの在庫共有に対応できます。料金が安く、筆者が調べた限り、もっとも低コストでの運用が可能です。ただ設定や運用がかなり複雑なシステムで、管理者の高度なITスキルとそれにプラスしてコールセンターへの問い合わせが必要になり、そこが惜しい点です。
 それらが問題なければ、これを使うのが最も安価に在庫共有が可能です。導入や運用の手間が多少かかっても安価に使いたい、というような場合には検討してください。

出品先選びで迷ったら

 本記事ではいくつか出品先を紹介しましたが、それでもやはり個別のケースによって「どれがいいの?」という疑問が残るかもしれません。また、複数の出品先を扱う際に様々な問題に直面することになるでしょう。実際に運用し始めてみると、思ったよりコストがかさんで効率化できないか、と悩むこともあるかもしれません。
 そのような場合は、是非下記LINEにてお問い合わせください。本LINEでは、物販に関する様々な相談を受け付けております。また、物販に限らず副業各種においても相談可能です。
 気軽な気持ちでメッセージを送ってみてください。

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